2025.10.3
乾燥のループとさようなら!常在菌がつくる「天然の保湿クリーム」
秋の風を感じると、肌や頭皮の乾燥が気になりませんか?
夏の疲れを引きずったまま、空気が乾燥し始めるこの季節は、ちょっとした刺激にも敏感に反応しやすくなります。
カサつきやムズムズ感、赤み——その背景には、肌の慢性炎症と常在菌バランスの乱れが関わっていることがあります。
肌の健やかさを保つためには、外から足すだけのケアではなく「肌自身の力を育てる視点」が大切です。
常在菌がつくる“天然の保湿クリーム”
バリア機能の最前線であり、外的な刺激が角質層に入り込まないよう肌表面を守ってくれている皮脂膜。頼もしくも繊細なこの薄いヴェールは、肌に潜む常在菌によって作られています。
皮脂腺から分泌される皮脂を、常在菌の中でも善玉菌といわれる表皮ブドウ球菌が、グリセリンと脂肪酸に分解。そして、この脂肪酸が汗や皮脂と乳化されることで皮脂膜となります。
常在菌は、洗顔や入浴の後は一時的に減少してしまいます。洗顔で肌を浄化した後は、肌の常在菌バランスを整えるケアが大切です。
バリア機能の乱れが直接「乾燥」に繋がってしまうこの季節は、過剰な保湿やダメージを与えてしまうようなケアから、常在菌の働きをイメージした健やかな肌環境を育むためのケアを心掛けましょう。
常在菌バランスを整える基礎スキンケアで、皮脂膜の状態を良好に導く
洗顔後は、肌の常在菌バランスを整えて皮脂膜を良好に保つフローラルドロップとムーンナイトミルクでお手入れをします。
この二製品を含むHANAオーガニックの製品には、善玉菌の栄養源となる天然のオリゴ糖が配合されています。
このオリゴ糖で常在菌バランスを整えることで、”天然の保湿クリーム”である皮脂膜を作り出す肌環境も整っていきます。
そしてここでぜひ行ってほしいのが、深呼吸をすること。
ダマスクばら水に加えた5種類の花精油(ラベンダー、ネロリ、ゼラニウム、イランイラン、クラリセージ)とローズマリー葉エキスには、抗酸化作用をはじめ肌の調子を整える作用、そしてその香りには皮脂の分泌と関連のある副交感神経に働きかけ、バリア機能を高める作用もあります。
◎深く潤うための使い方のポイント
フローラルドロップは、その時の肌の状態をよく感じ取り、肌が欲しがる分だけまんべんなくスプレーします。首や鎖骨までスプレーするのもおすすめです。手で顔を覆うようにして香りをゆっくりと吸い込みながら、やさしく押し込むように肌になじませます。
ムーンナイトミルクも、適量を手に取り、手のひらのぬくもりでやさしくゆっくりと押さえるように肌に馴染ませていきます。
目を閉じ手で顔を覆うようにして花精油の香りをゆっくりと吸い込みます。
頭皮のスペシャルケアには、3WAYトリートメントパックを。
通常のトリートメントとしてだけでなく、「頭皮パック」としても使用できる3WAYトリートメントパック。
こちらにも常在菌バランスを整えるオリゴ糖を配合。和漢植物なども一緒に配合しているため、これからの乾燥の季節に頭皮をいたわるケアにおすすめです。
小さな一歩の積み重ねが、秋から冬にかけての快適さにつながります。
腸内環境を整えるように、肌や頭皮の常在菌も意識してみてください。